- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
こんにちは! 台湾旅行を計画中のアタシは現地のゲイスポットをあくせく調達してる毎日を送っていまッスル!!
アタクシ、実は大のスタンリーキューブリック好きでありまして。その中でも『バリー・リンドン』って作品が好きなんです。キューブリックの映画の話しが出ると大体が『2001年宇宙の旅』や『時計仕掛けのオレンジ』といった作品が多いのですが、この作品は18世紀のヨーロッパが舞台の時代劇モンとあってか、あまり話しには上がってきません。しかも3時間以上ある上にわりと気だるい進行のせいか、なおのことのようです。
何が好きって、それに出てくるラント牧師役のマーレイ・メルヴィンという人が好きなんです。(写真)
怖いわ〜〜〜♪ 大金持ちリンドン家に仕える専属牧師、兼子供たちの教育係、兼お世話係のラント牧師。 この異質な雰囲気を出させたキューブリックの人選にアタシのカウパー液が流れっぱなしでございます。
アタシ、初めてこの映画を見たときに、この人は女だと思ってたんですが、調べると男だそうです。
この作品は1975年に上映されており、完璧主義者のキューブリックは18世紀当時の雰囲気を出すためにロウソクの光だけで撮影するためアメリカNASAの為に開発された、死ぬほど明るいレンズ、カール・ツァイス製の「プラナーF0.7」を使用しております。
大昔、カメラをちょっとだけコリコリしてたアタシの予想としてはレンズの絞りを広げれば広げるほど、まるでクスコで拡張されたアナルのように死ぬほどピントが合いにくい筈。もちろん被写体が移動すれば途端にピントがずれるわけだから、夜の室内映像は自然とぼけた感じになってます。それがまた独特の雰囲気を出してるのよね。
映画は全体的に絵画のような構図になっており、見事としか言いようが無いわ。
多分そのレンズで撮影されたと思うんだけど、レディー・リンドンがカードゲームを楽しんでいるとき向かいの席の男に恋心を抱いたときのシーン。
それがどうした? って感じでしょうが、そのときのレディー・リンドンの心の迷いを察したラント牧師が「ひょっとして!」と思ったのか、このあと男の方をぐっと睨むんだけど、そのときの目はまるで蛇。
「何、色目使ってんのよッ!!」
と言わんばかりに・・・
まだこの作品を見たことがない人は是非観て下さい(ラント牧師を)
コメント
コメントを投稿