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こんにちは! 携帯電話が命より大切な人間たちよ!!
今回は台北の西門周辺を散策しました。西門は台湾の渋谷といったところで、若者の街。そしてゲイカフェやゲイ向けの下着屋が立ち並ぶ街でもあります。
メインの交差点から上の写真の建物が見えるので、その左横を進むとゲイカフェが並んでいます。
カフェの1軒は「渋谷歩道」という看板の店もあり、かなり日本人ゲイを意識したお店もあったわ。アタシは適当に座って一人で呑んでたんだけど、周りは地元のゲイで一杯。それに紛れて普通のノンケアベックや会社帰り風のグループなんかもいて、どの店もミックス。
しかもゲイを意識した感じはなくって、ただたんにカフェとして楽しんでるみたい。台湾はゲイだからって意識は無いみたいで、すごくオープンなイメージだったわ。
日本みたく、隠微な世界感は全くない風味だったわね。台湾の男はイモっぽいのが多いので、アタシは目移りしてしょうがなかったんだけど、日本式のいわゆるゲイバーってのは少なくてほとんどがカフェやクラブ形式が多いみたい。
そんなんなもんだから、誰に話しかけられるわけもなく、台湾は一人で行くより友達と行った方が楽しいみたい。
そしてしばらくすると、外国人(白人)のどちらかと言うとお爺ちゃんが、アタシの周りをウロウロ・・・
自慢じゃないけどアタシを狙ってる!! キャハ♪
でもタイプじゃないから無視してたら、諦めてどっか行ったわ。
そして再びしばらくすると、こんどはボブサップばりのでかい黒人がカフェのスタッフと何やら説明を聞いてるみたい。
その様子を見てたんだけど、話しが終わるとウロウロし出して、そのままアタシの席へ・・・
あら!?
「Hello!!」
「ちょッ! ぁ、ヘロー・・・」
これも自慢じゃないけど、またナンパされちゃったわ〜♪ 自慢じゃないけど。
その黒人は色々話しかけてくるけど、英語が苦手なアタシはすぐに・・・
「あ・・・アイムノットタイワンボーイなのよ・・・」
「Oh!! Are you from?」(的な)
「アイムジャパニーズなんだけど・・・」
「Wow!! Beautiful!!」(的な)
アタシのなんちゃって英語で色々聞くと、彼も旅行者でロスから来たみたい。
アジア人が好きで、それでアタシに声かけたみたいだわ・・・えと・・・自慢じゃないけど。
しかし、なんで外人ばかりアタシんとこに来るんだろうね・・・やっぱ何か違うオーラが出てるのかしら? な〜んて一人気を良くしてたんだけど、彼の鼻息が荒くなってきたので、アタシは日本にタイのカレが居ることを伝えると、ボブはがっかりした様子でかなりうなだれてたわ。
ボーイフレンドは無理だけどフレンドなら(的な)ことを言うので、アタシも外国のフレンドが出来るなんてステキだったので、すぐオーケーしたわ。
その後お互いのメアドを交換して、別れたわけなんだけど、すごいのはその後・・・
数日後、アタシは帰国のため空港の免税店でウロウロしてたんだけど、そこのベンチになにやら見たことのある黒人が・・・
「おおおぉぉ!! ぼぶぅぅぅーーー!!」
「ゆめ子〜〜〜〜!!(泣)」(的な)
ってことで再び再会。すごくね?
なんだか運命を感じたけど、どうも台風が近づいてきてるから、早めに帰国するそうな。
そのとき台風のこと「Typhoon」(タイフーン)って言ってたけど、英語で台風のこと、タイフーンって言うのね。語源が日本語だったなんて知らなかったわ。ツナミみたいなもんなのね。アタシ、タイフーンって、てっきりピンクレディーが勝手に作った言葉だとばかり思ってたわ。
しかし津波や台風とか、災害ばかりがなんで日本語が語源なのかしら?? アメリカは台風は少ないにしても津波くらいはありそなんだけど・・・。
まぁしかし再会に喜んだボブは、アタシが乗るゲートまで送ってくれて、その前でアメリカン強烈ハグ。さっきまで空港まで一緒だった送迎バスの日本人が不思議そうにアタシを見てたわ。
「ヤツは何者?」
追伸:タイフーンの語源が日本語なのかは不明だそうです。偶然似てたのか、台湾から来る風ってことで中国では台風と言うそうで、それが語源なのかも謎。
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