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こんばんは、ゆめみしでございます。
故マイコーのアルバム「MICHAEL」購入しました。死してなお稼ぐマイケルの未発表曲を納めた最新アルバムです。
「マイケル・ジャクソンには、未発表の作品がまだ数百曲はある。」
と、言ってるのは、マイケルの財産や著作権などを管理してるグループ、ならびに実の兄弟たち。その小出しの第一弾ってのが、今回のアルバムなのかもだけど。現役の時、ジャクソンズを飛び出してソロになってからのオリジナルアルバムがたったの7枚しか出してないマイケルなんだけど(しかも後半、おそまつ)。裁判などで貴重な時間をつぶされたにしても、ちょっと少ない気がするわよね。完全に未発表曲の方が全然多いじゃん!! って感じなんだけど、録音されてないのであれば意味がない。
作詞曲:マイケル・ジャクソン
歌:八代亜紀
では意味が無いのよ!!
前置きはさておき、今回のアルバムはもちろん本人によるスタジオ音源です。
なぜ生きてるうちに発売しなかったのだろうか? いろいろな事情でアルバムに収録出来なかった音源をかき集めた作品なんだけど。それが故に、年代や曲の雰囲気の統一性が無くバラバラだったわ。それが悪いわけでもなく、あえてそうしたのか、ジャケットのイラストもそれを語るかのような、いろいろな年代の輝くマイケルの姿の総集編といった感じ。
その時代その時代で移りゆくマイケルの美容整形が見事に描かれた作品に仕上がっていました。
そして、何が驚いたかと言うと9曲目の「Behind the Mask」という曲。
アタシ、知らなかったんだけど、この曲、オリジナルはあのYMOの作品だそうな。
爆発的ヒットとなったアルバム「スリラー」にギリギリまで収録される筈だったこの作品。結果的に見送りとなり、幻のマイケルバージョンとなったみたいなんだけど。その経緯が・・・
まずYMOの「ビハインド・ザ・マスク」を聞いたマイケルがエラク気に入り。原曲に軽くアレンジと歌詞を足して「出版権」を100%渡せと。話はその後こじれて印税を50%とか無茶苦茶な要望にYMO側は完全拒否のフテ子状態。しかしこれは当然のことであり、音楽家として、自分の作品に誇りがある故の判断。
しかしその後、「スリラー」のギネス的なヒットに、坂本龍一氏は「しまった・・・」と冗談交じりに語ってるそうな。
でも、もし当時の「スリラー」にこの曲が収録されていたら。日本の音楽業界も、今とはまた違った影響を与えていたのかもしれないわね。
そんなこんなで、聴き応えたっぷりのアルバムだったわ。
少なくとも、1つ前のアルバム「Invincible」よりかは全然OKな感じ。
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