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こんばんは、モンゼット侯爵夫人です。
本日は雪組ベルばらを観劇してまいりました。壮一帆(そうかずほ)さんと愛加あゆ(まなかあゆ)さんのお披露目公演です。
アタシ、歴代のベルばら全てを見たわけじゃないので、今回のフェルゼン編は和央ようかさん主演の『ベルばら2001』みたいなもんかな? と思ってたんだけど。よく見ると、宙組のは『フェルゼン、マリーアントワネット編』で、今回のは『フェルゼン編』
ってことは、マリーアントワネット役の愛加あゆさんは、花ちゃんほどは目立たないのかもね・・・と思って、実際見てみると、とてつもなく出番が少なかったわ。
これお披露目よね? と思ってしまうほど、出てこなかったわね。
マリーアントワネットの登場シーンは何故か操り人形風な演出。みんなロボットダンスみたいな動きで、滑稽だったわ。
女王は気品があって優雅で花總なイメージだったんで、ちょっとコミカルな感じ。
プロローグの青きドナウも無し。ザ・ベルばらの「愛あればこそ」のデュエットは中途半端なのがちょびっとだけ。衣装の種類も無く、気がついたらすでに牢獄の囚人服になってたわ。ちょっとカワイソス。
前半は妙にカーテン前での演技が多く、あらすじを淡々と語ってる感じ。後半の初めのシーンでいきなり「オスカルはアンドレと共に死にました。」のセリフ。
「えええええええ!! もしかしてベルばらで絶対付きものだと思ってた、オスカルの戦死シーンをまさかのカットなのォォォォッ!!??」
と思ったら、さすがにその後、ジェローデルがその時の状況を語り始めて、オスカルとアンドレが死ぬまでのシーンへと移ったわ。
二人が部屋で愛し合ってるシーンまで、ジェローデルが知ってるとか、ストーカーかよッ!! 盗聴マニアかよッ!! とか思いながら、あんまし感情移入しなかったわ。
あと、フェルゼンがスウェーデンに帰国するため、フランスの王様に呼ばれたとき。
2001のときとは違って、全キャラ総出演で、フェルゼンが祭り上げられまくりで、ちょっと吹いたわ。集団イジメよねこれ。
まだまだ・・・フェルゼンが愛する女王を助けるため、スウェーデン国王との感動的なやり取りのシーンもカット。
それと、お尋ね者になってしまったフェルゼンがフランスの国境へ入ろうとするとき、スウェーデンの国境警備兵に見つかってしまい、争いになるんだけど。そこで、剣を抜いて戦わないフェルゼンの姿を見た警備兵長が、彼の胸の内を尋ねる。
一通りフェルゼンの感動的な話しを聞き終えると、胸を打たれて国境を通してくれるのかと思いきや「キェエエエエエエ!!キェッキェッキェッ!!!!」と高笑いで戦闘開始。
なんか妄想してるっぽいわ・・・
植田紳爾せんせ、いいかげんベルばらの演出飽きたのかしら?
ま、こんなベルばらもあるのね。って感じで案外アリなのかもだけど。正直、宝塚を知らない初心者さんにあまり進めたくない感じでもあったわね。
まぁ、ここまで言うと、何ンか最悪な感じなんだけど、個人的に壮一帆さんが大好きなアタシは、その歌声に酔いしれていました。久し振りに心に響く歌を発するトップスターだわ。雪組のご贔屓になりそう!!
最後のエトワールは夢華あみさん。さすがの力量。宝塚サイドは彼女を今後どうやって使っていくのかしら。
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